<弁護士交通事故裁判例>介護備品費につき初回購入分・買換分を認定した事例

2017-02-13

将来の介護備品代:1121万965円
(耐用年数5年のもの)マットレス、ベッドサイドレールなど
ア 単価合計額:249万3295円
イ 公費による給付額」100万5452円
(耐用年数8年のもの)電動ベッド
ア 単価:26万6700円
イ 公費による給付額:15万9200円

耐用年数5年の備品については、症状固定時に購入したものとみて平成22年に初回の買換えを行い、以後5年ごとに14回買換えを行うものとみて対応するライプニッツ係数は3.5004である。耐用年数8年の備品については、症状固定時に購入したものとみて、平成25年に初回の買換えを行い、以後8年ごとに9回買換えを行うものとみて対応するライプニッツ係数は2.0319である。公的補助については、今後こうした助成制度が継続されるかどうかは不明であり、買換えにあたってはこれを考慮せず、単価をもって計算する。

(大阪地裁平成21年1月28日判決)