<弁護士交通事故裁判例>被害者の禁治産宣告申立手続費用を認めた事例
2017-07-12
被害者は植物状態となっため,被害者の法的権利義務関係を整理し,解決するには,当時においては禁治産宣告を得る必要があった。たしかに,本件訴訟は被害者の死亡後に提訴されており,本件訴訟のみを考えれば禁治産宣告手続は不要であるが,本件事故による損害賠償請求問題を解決するためには(加害者側との交渉や自賠責保険請求手続等),必要であったものと認められ,被害者側主張の金額を認めることができる。
(東京地裁平成12年3月31日判決)

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