<弁護士交通事故裁判例>鑑定費用を損害として認定した事例

2017-06-27

被害者を原告の一人として本件訴訟を提起するために,禁治産宣告の申立てをしたことが認められ,その際,大分家庭裁判所に対して,鑑定費用として8万円を納付,支出した(加害者側において明らかに争わないから,これを自白したものとみなす)ものであるから,同額を本件事故と相当因果関係のある損害として認める。

(大分地裁平成6年9月14日判決)