<弁護士交通事故裁判例>葬儀費用150万円を認定した事例
2017-04-05
葬儀費用:150万円 (被害者側主張額:600万円)
被害者がPTA役員等をしていたため会葬者が増え、葬儀費用が高額に上った事情を考慮し、葬儀費用のうち事故と相当因果関係のある部分として150万円を認定
また、加害者側より通夜の席上、葬儀費用が全額を負担することの了承を得たとのことであるが、具体的金額が判明していない通夜の段階でそのような約束をするのは極めて例外的であり被害者側の主張は採用できない。
(名古屋地裁平成3年8月30日判決)
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